【家を売るなら】必見!高く売却するための3大ポイント

業者サイトに公開されている情報はしっかりチェック!

家を売却する時には広告活動を行い集客します。その広告活動の中でも「マイソク」と呼ばれる広告物は、集客に関して非常に大きな力を持っています。そこで今回は、マイソクについてのチェック項目や、作成時のポイントについて解説します。

 

マイソクとは?

 

そもそもマイソクとは、紙1枚にその家の情報全てが載っている「紙媒体」の広告のことです。みなさんの家のポストにも、間取り図が載っているペラ1枚の紙広告が入っていたことがあるでしょう。それがマイソクと呼ばれる広告です。マイソクは主に、中古物件を売却するときに作成し、ポストに投函したりネットに掲載したりします。

 

マイソクに記載されている項目

 

マイソクは、その1枚を見るだけで物件の全ての情報が分かるようになっています。マイソクに載っている情報は非常に多いですが、主な項目は以下のとおりです。

 

  • 間取り
  • 売却価格
  • 広さ
  • 立地(最寄り駅や駅距離など)
  • 施工主
  • 仲介業者
  • 物件の写真

 

特に「物件の写真」については、マイソクごとに載っている情報が異なります。外観写真が載っていたり、室内写真が載っていたりと、その家のアピールポイントが載っています。

 

マイソクが重要な理由

 

マイソクが重要な理由は、「チラシの基礎となる」という点と、「ネット掲載にも使われる」という点です。マイソクは広告物の「基礎」となるので、集客に関して大きな鍵を握っています。

 

チラシの基礎となる

中古物件の売却の場合には、新築物件のようにフルカラーのチラシをつくることは少ないです。なぜなら、限られた予算の中で広告戦略を組むと、チラシの製作費にそこまでお金をかけられないからです。そのため、マイソクというシンプルな広告を作成して、基本的にはマイソクをチラシ代わりに投函します。

 

特に、地元の人を集客したい場合には、周辺物件への投函が最も効果のある広告になります。マイソクをきちんと作成しないと、投函しても全く響かない広告になってしまいます。

 

ネット掲載

マイソクは、投函などの紙媒体だけではありません。ネットに掲載する情報もマイソクを基礎とします。特に、レインズ掲載情報はマイソクの画面がそのまま掲載されるので、マイソクの効果はネットでも非常に大きくなります。

 

レインズとは、「RealEstateInformationNetworkSystem(不動産流通標準情報システム)」の略称で、不動産会社が閲覧できるネットワークシステムです。このレインズに物件を登録することによって、不動産会社は売り物件の情報を得ます。

 

つまり、不動産会社は自分が抱えている「一戸建てを買いたい」顧客の物件をレインズで探します。そのため、マイソクをきちんと作れば、不動産会社から購入検討者を紹介してもらえるかもしれないのです。元々売却を依頼している不動産会社も購入者を探しているので、ほかの不動産会社も一緒に探してくれれば集客は倍増します。

 

マイソクのチェックポイント

 

マイソクは基本的には不動産会社の方で作成してくれます。ただ、売主もマイソクは必ずチェックしましょう。不動産会社は「家を売るプロ」ではありますが、その家の魅力を一番知っているのは売主です。そのため、きちんと自分自身でマイソクをチェックして、自分の家が最も「良く」見えるようなマイソクをつくりましょう。

 

写真

 

まずは、写真をチェックしましょう。先ほどいったように、写真はその物件のアピールポイントを意識しなければいけません。つまり、購入検討者が写真を見て「魅力」を感じなければいけないということです。また、写真の掲載は1点とは限りません。スペースにもよりますが、2点以上掲載することもあります。

 

写真のアピールポイント

 

最初に始めることは、自分の家のアピールポイントはどこかを探ることです。家のアピールポイントとは、たとえば以下のようなことです。

 

  • 日当たりが良い
  • 駅から近い
  • 公園が目の前
  • 外観がきれい

 

たとえば、日当たりが良いのであれば、太陽の光が十分に入っているタイミングの室内写真などが良いです。また、駅から近いのであれば、場合によっては駅周辺の写真を掲載しても構いません。基本は室内や外観写真ですが、「駅距離」に大きなメリットがあれば駅を意識させる写真でも良いです。

 

公園が目の前にあるのであれば、家と公園が一緒に映るような写真も良いです。その写真を見ただけで「公園が近くて良い家だな」と思ってもらえます。

 

また、一番スタンダードな外観写真も、もちろん効果があります。特に、外観がきれいであれば、一番きれいに映る角度と時間帯を意識して撮影しましょう。

 

もし、購入時の写真データなどがあれば、不動産会社に提出しましょう。パンフレットの写真などはプロが撮ってますので、綺麗に撮れている写真が多いです。

 

室内は明るく広く撮影

特に、室内を撮影するときには、明るく広く撮影することを意識しましょう。明るく撮影するコツは「時間帯」に尽きます。ポイントとしては、最初に最もアピールしたい部屋を決めます。大抵の場合はリビング・ダイニングになると思いますが、アピールする部屋を決めたら次はその部屋の向きを確認します。

 

東向きであれば午前中、南向きであれば日中がベストです。西向きに関しては、西日は逆光になりやすいので、逆光にならず明るく見える時間帯を探る必要があります。そのため、日中から夕方にかけて何枚か撮影しておきましょう。

 

また、広く撮影する方法は「部屋の角から撮影」することと、「広角カメラ」をつかうことです。部屋の角から撮影して、なるべく横幅が広く取れるような構図にすると部屋は広く見えます。また、広角カメラがあれば、広角カメラで撮影するのがベストです。

 

マイソクの文言

 

写真以外にもマイソクに記載されている文言にも気を付けましょう。マイソクは基本的にはマイソクに記載されている項目を列挙した形で、シンプルな内容です。しかし、「駅距離○分」「○○が近くにある!」などの文言を入れる場合もあります。

 

マイソクの文言のアピールポイント

マイソクの文言も写真のときと同様、アピールポイントに気を付けましょう。アピールポイントは立地や室内など色々とありますが、シンプルな方が分かりやすいです。そのため、「○分」や「○○平方メートル」など、数字をアピールできるポイントがベストでしょう。

 

このアピールポイントは、不動産会社と一緒に話した方が良いです。住んでみて分かる魅力があれば、それがアピールポイントになるかもしれないからです。

 

相違点の確認

また、文言については、相違点がないかも確認しましょう。もちろん、この確認は基本的に不動産会社が行うべきことです。しかし、万が一「売却価格」や「広さ」に間違いがあれば、結局被害を受けるのは売主です。

 

そのため、売却価格や購入検討度合いを大きく左右する項目に関しては、売主もチェックしておきましょう。特に不動産の広告は、商品が高額なため、ルールが厳格に決まっています。場合によっては「修正できない」などの事態も考えられますので、売主側のチェックも怠らないようにしましょう。

 

 

このように、マイソクは家を売る過程で非常に重要な広告になります。そのため、デザインや記載する写真・文言などにはこだわりを持ちましょう。これらは不動産会社に任せきりにせずに、売主も積極的に関わることが大切です。それが結果的に、家を高く早く売却することにつながります。

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