任意売却や競売で売る場合のデメリットは？
住宅ローンの支払が滞ってしまった場合、
最終的には家は競売されることになります。
ただその前に任意売却ができれば、より高く売ることが可能です。
競売はデメリットが大きい
住宅ローンが6ヶ月間滞ってしまうと、競売にかけられることになります。
この競売は、デメリットが非常に大きいです。
競売のデメリット
- 内覧ができず、ローンの利用もできないなど条件が悪いため、
市場価格の6〜7割程度の価格でしか売ることができない。
- 競売申立費用や遅延損害金などが上乗せされることになる。
- 引越し費用は全額負担
- 新聞やネットで公開され、近所にバレることが多い
任意売却は競売より高く売れることが多い
それに対して任意売却は、不動産業者の仲介により、
通常の不動産取引と同じように家を売るやり方です。
内覧もできますので、競売より高く売れることが多いです。
引越し費用も金融機関が出してくれることがあります。
また近所にも、返済困難で売却することを知られることは少なくなります。
任意売却をするなら一刻も早く
ただし任意売却は一刻も早くする必要があります。
競売が、ローン返済が滞った時から、
10〜12ヶ月程度で始まってしまうからです。
ローンが滞ってから遅くても5ヶ月目までには、
金融機関に任意売却の相談をしましょう。
それを過ぎると、任意売却は期間的に難しくなります。
