【家を売るなら】必見!高く売却するための3大ポイント

家の売却に都合が悪い情報は業者や買い手に伝えなくても平気?

家も長年住んでいれば、あちこちガタがくると思います。
ドアの建て付けが悪くなったり、壁紙が剥がれたり・・・。

 

これは契約の前に買い手に伝えるべきでしょうか?それとも黙っていても大丈夫・・・?

 

重大な欠陥は瑕疵担保責任に問われることもある

 

家の構造上の重大な欠陥については、
引き渡したあとに明らかになった場合、瑕疵担保責任に問われることがあります。

 

たとえばシロアリや雨漏りなどが、「重大な欠陥」に相当します。
このような場合、買主は売主に対し瑕疵担保責任を追求することができます。

 

瑕疵担保責任とは売買の対象物に瑕疵、
つまり取引上、普通に要求される品質が十分出ないまたは、欠陥がある状態があり、
売主が買主に対して責任負うことをいいます。

 

この場合、買主は瑕疵があることを知ってから1年以内であれば売主に対し、
損害賠償の請求ができます。

 

また、瑕疵のために契約を解除することもできます。

 

したがって、雨漏りやシロアリの被害を気がついていたにも関わらず、
そのことを伝えないままに、契約がなされ、売買が完了した場合、
その後に、損害賠償や契約解除が起きることは避けられません。

 

また、両者の合意のもと、契約を瑕疵担保責任を免除した形で結ぶ事もあります。

 

しかし、売主が瑕疵を知っているにも関わらず、
故意に買主にその事実を告げなかった場合は、免責は無効となり、
売主が責任を負うこととなります。

 

それ故に、それらの欠陥は、必ず伝えておく必要があります。

 

※瑕疵担保責任については、下記のページでも詳しく説明しています。
 「瑕疵担保責任」に注意!家の売却後に支払い発生の可能性あり

 

それ以外の不具合も伝えておいたほうが気持ちがいい

 

ドアやエアコン等の不具合については、瑕疵担保責任を問われることはありません。
ただそれらの不具合は、住めば必ずわかることです。

 

それらの不具合を買い手に伝えなかったとしてみましょう。

 

新たに家に住んだ買い手は不具合を発見し、
「あの人はこれを黙っていた・・・」そう思うことになるでしょう。

 

それはお互い、少なくとも気持ち良いものではありません。
また場合によってはクレームがはいるなど、トラブルの可能性もあります。

 

なので都合が悪い情報でも、
伝えるべきことはきちんと買い手に伝えることがおすすめです。

 

それを伝えた上で契約すれば、お互い気持ちよく契約を終えることができます。

大切な家をより高く売るために、必ず抑えたい3つのポイントがあります。1つでも外すと、時には数百万円もの大損をしてしまう可能性も!!

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