家を売るまでに必要な大まかな手順
家を売るまでに必要な手順は、大まかには以下のようになります。
一つ一つが大事なことですから、ていねいにこなしていきましょう。
1 複数業者に査定依頼をする
家を売却する際、まずすることが、複数の業者に査定の依頼をすることです。
不動産業者の査定額はマチマチですし、自分との相性も重要です。
業者はかならず、複数を比較した上で選ぶようにします。
査定依頼は、一括査定サイトを利用するのが便利です。
2 査定結果を比較検討する
業者の査定は、一括査定サイトから申しこめばその日中には返ってきます。
査定額と業者の対応などから、自分に合った不動産業者を選びます。
3 業者と契約する
不動産業者と契約します。
契約方式には、専任媒介契約と一般媒介契約があります。
4 買い手に対応する
家が売りに出されると、買い手から内見希望の連絡が入ります。
また不動産業者がオープンハウスを企画することもあると思います。
これにはていねいに対応します。
内見やオープンハウスでは、掃除が特に重要となります。
5 契約締結
買い手との購入希望額が折合いがついたら、契約を締結します。
契約は、仲介業者と売り手、買い手が一堂に介して行います。
契約の際、手付金を受け取ります。
手付金は、売却額の1〜2割が普通です。
6 売却代金受け取り
買い手から、売却金額から手付金の額を引いたお金が振り込まれます。
このお金から、仲介業者への手数料や諸費用、税金などを支払います。
7 買い手へ引き渡し
買い手へ家を引き渡します。
引き渡しの日は契約書で決めておくため、
必ずその日までに引き渡すことが必要です。
売却の際に必要になる書類などについて
家を売却する際に必要となる書類は、
- 最初に必要となるもの
- 引き渡しの際に必要となるもの
の2種類があります。
最初に必要になる書類
- 登記簿謄本(土地と建物の両方)
- 家を購入したときの売買契約書
- 重要事項説明書
- 土地の測量図
- 家の図面、仕様書
これらの資料を元にして、
不動産屋が家を売るための資料や図面、広告などを作ってくれます。
引き渡しの際に必要となる書類
- 登記済権利証
- 固定資産税の評価証明書(土地と建物の両方)
- 固定資産税納付書
- 実印、印鑑証明
- 抵当権抹消書類
- 登記簿の住所と今の住所が異なる場合は住民票
- 境界確定測量図
- 物件条件確認書
詳しくは、不動産業者が教えてくれるので心配は無用です。